挨拶

安全、安心の輸血、細胞療法を目指して

検査部部長・臨床病態検査学教授・CCMT施設管理者・C-RACT副センター長

長尾美紀


京都大学医学部附属病院C-RACTのホームページにお越しいただきまして有り難うございます。

京都大学医学部附属病院の中央診療センターである細胞療法センター(Center for Research and Application of Cellular Therapy:C-RACT)は、検査部輸血部門・細胞治療部門の業務として、細胞製造、品質評価、保存、出庫に至るまでの一貫した管理による最高レベルの細胞療法の実現を目指し、2019年8月に新設されました。当センターでは、学内外のスペシャリストや診療科と連携し、既に確立された治療法から先進的な研究開発まで、院内で実施される幅広い細胞療法・再生医療をサポートしています。

C-RACTの細胞調製施設(分子細胞治療センター:CCMT)においては、造血幹細胞移植用細胞、間葉系幹細胞製剤などの管理に加えて、膵島移植、その他の組織由来細胞、iPS由来細胞などを用いた先端的細胞治療を推進しています。

また、輸血部門では、血液製剤の管理をはじめとした通常の輸血業務に加えて、HLAタイピング、リンパ球クロスマッチ、抗好中球抗体、顆粒球輸血ならびにクリオプレシピテートに関連した業務や研究などを行っています。

現在、C-RACTは、専属教員2名、臨床検査技師5名、専従テクニシャン3名、事務・技術補佐員4名のスタッフを有していますが、今後さらに人員を拡充していく予定です。

研究面では、細胞調製に関わる臨床研究や移植免疫に関わる研究を推進し、輸血・細胞治療の進歩に貢献するとともに、後進の育成のための教育活動にも邁進しております。

このように輸血、細胞療法の分野で発展を続ける私たちを今後とも御支援いただきますよう、宜しくお願いいたします。